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2015.03.18

早春の訪問者

トントンとドアをたたく音がしたので

私は元気よく「いらっしゃいませ!」と、叫びました。

ドアが開く気配がしないので 確かめに行ってみると

ドアのガラスに写っていたのは 黒いエゾリスのシルエットでした。

ポカポカ陽気に誘われて ここまでお散歩にやってきたのでしょうか

やがてリスさんは 柏の木の幹にポーンと飛び移って行ってしまいまいました。

 

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冬から春へと移り変わろうとするこの季節は

出会いと別れが交叉する季節でもあります。

そのためでしょうか、

私はこの時期、いつも特別な感慨に襲われます。

季節の移り変わりは なんて人生に似ているのだろう・・

 

 

一遍の詩を紹介しましょう

 

まなび                   谷川俊太郎

 

本を

たくさん

頭の中に

 

アルバムを

一冊

胸の中に

 

そして

出来るなら

天国を

心に深く

わたしはもちたい

 

くるかもしれぬ

独りの時のために

 

 

 

 

詩人がこれを書いたのは弱冠18歳。

すでにしっかりと孤独を見据えていますよね。

 

私は・・

やがて 必ず訪れる独りの時の為に

とびっきりのカップと一輪挿しを作ろうと決めています。

そのためにこれからの日々、精進しようと思います。

 

 

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土手の猫柳の芽も膨らみました。

2015.02.27

お雛様

2月は逃げるといいますが

窯業研修会やチャリテイ展の準備などでバタバタしているうちに

気が付くともう月末、本当にあっという間でした・・

 

さて、今日、花入れを納めさせていただいた施設に伺ったところ

様々な素材のかわいらしいお雛様が飾られていました。

ちょっと紹介しますね

 

布のお雛様    隣は私の小花瓶です。

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ガラスのお雛様

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陶のお雛様

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それぞれ違う味わいがあって面白い・・

 

 

そして

こちらも私の野の花柄の大花入れ

春らしい 鮮やかなお花を活けて頂きました。

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ありがたいことに、

旭川は例年になく穏やかな気候が続いたおかげで

この冬は風邪も引かずに終わりそうで

これは私にとっては 画期的なこと

 

雪も少なくて 雪解けはきっと早い !

 

2015.02.03

サビタの花

近頃この界隈で話題をさらっているのが つがいのフクロウ。

嵐山の中腹の木のウロにいると聞いて 散策がてら会いに行ってきました。

 

例年なら雪が深くてとても登れない筈の山道なのに

今年は雪が少なくて 長靴だけで全然大丈夫、

可愛いらしいフクロウをしっかり見た後、

せっかくなので少し遠回りをして帰ることにしました。

 

 

途中、突然目に飛び込んできたこの光景

真っ白な雪原にセピア色がよく生えます

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近づいてよく見ると・・

散らばっているのは   サビタの花でした。

 

風雪にさらされながらも もとの姿をしっかり留めていて

凛としたその佇まいに感動です!

 

 

思いがけない真冬の贈り物に

嬉しくなって 夢中で拾って

両手いっぱい抱えて帰ってきました。

 

 

リースに飾ったり

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陶の籠に 活けてみたり

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サビタという名も エキゾチックで 風情があっていいですね

 

礼文町の仙田美野里さんの 素敵な画像と和歌を紹介しましょう!

こちら

 

2015.01.24

新年を迎えて

もう3週間ほどが過ぎてしまいましたが

新年を迎えて 仕事始めにしたことは

 

まず、仕事場の暖簾の付け替え

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陶房がぱっと明るくなりました!

昨年までいかに汚れた暖簾を掛けていたかということですね

 

 

ギャラリーのボードにお気に入りの年賀状を貼り付けて

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どれも個性的で楽しい・・

 

 

生徒さんへの新年のお土産の包装

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今年は練り込みの一輪挿しにしました。

画像では模様が分かりずらいですね

 

 

そして

今年の抱負について 考えてみましたが

昨年のような失敗をしないようにと

とっても現実的なものになってしまいました。

 

1、確認

2、記録

3、整理整頓

 

特に3の整理整頓、

仕事を能率的に進めるためには欠かせないことで

やはり 断捨離 かな?

バンバン捨ててすっきりしたら

頭の中もすっきりして いいアイデアが浮かぶような気が・・

 

即、実行ですね!

 

生物学者の福岡伸一先生によると

生物は細胞のレベルでは

使えるものまでどんどん捨てることで生き延びてきたそうですよ

 

 

など

あれこれ思い、迷いながら 今年も 始動です!

2014.12.31

盛りだくさんな一年

あと数時間で今年も終わろうとしています。

今年は嬉しいことも悲しいこともつらいこともいっぱいあった年でした。

 

前半は9月に開催した同期の作品展の準備に追われました。

高校の同級生とはいっても卒業以来初めて会う人や 地方から参加する人

何よりも  全く違うジャンルの作品をどのように展示したらいいのか

不安で頭がいっぱいでしたが

沢山の人に助けられて無事に終えることが出来ました。

期間中は多くの方にご来場頂き、同期の皆さんにもお会いできて

学生時代に戻れたような楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今年一番の思い出です。

 

 

 

年齢を思い知らされた イタ-イ出来事も・・

 

陶芸教室のあと、なんと出来上がった作品を 車に積み忘れて帰ってきてしまったのです。

帰る途中もそんなこと全く思いもよらず、帰ってきて初めて気づきました。

勿論、初めてのことで 大ショック !!

それ以来、 何をする時も必ず 確 認 という事を強く肝に銘じました。

 

 

そして

 

仕事納め前日に炊いた今年最後の窯

気掛かりだった試作品の 予想以上の焼き上がりに大満足 ♪

 

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と、いうことで慌ただしく過ぎた一年

終わり良ければ全て良し  と、いうことにしておきましょう!

 

来年も色々あると思いますが 今の自分の精一杯を心掛けて頑張ります

皆さんもどうぞよいお年を!

2014.12.05

クリスマスリース作り

  街角にクリスマスソング が流れる季節となりました。

そんな中、友人に誘われてフラワーデザイナー Miuさんのアトリエでの

クリスマスリース体験講座へ行ってきました!

 

私はヒムロ杉とブルーアイスを選んで作ってみました。

飾りつけは色々悩んだ挙句、ピンクのリボンと木の実などを付けました。

 

帰るなり、早速陶房のドアに取り付けてみたところ

クリスマスらしさが足りない気がして

リボンの上に白い布の小さなリースを付けてみました!

 

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如何でしょうか?

顔を近づけると 木の葉のいい香りが・・・

やはり 自然の素材には癒しの力がありますねー

 

 

友人の作品は こちら。

 

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私のものより一回り小さいものですが 青りんごのかざりが可愛いですね!

 

 

リース作りは初体験。

最初、ちょっと戸惑いましたが 作っているうちに どんどん楽しくなってきたのです。

自信作といえるほどにはできませんでしたが・・

 

四季折々の花で陶房のドアを飾ったら、きっと楽しい

今度はもっと素敵に作れるはず・・  などと 思いは膨らみます
ほんの小さなことでもチャレンジしてみると
新たな世界が広がっていくことってありますよね!

 

 

そして
普段、体験で教えてばかりの私が
逆に生徒になって教わるのも新鮮な経験でした。

2014.11.12

冬支度

 紅葉が終わり 間もなく雪の季節が訪れようとしている今の時期

北国の人々は冬の準備に大忙し!

雪囲い・車のタイヤ交換・漬物・雪かきや冬の衣類の準備 など など・・

 

そしてやきもの屋の私には冬の間に使うための 粘土練りという大仕事があります。

それに加えて 数年前から気になっていたのが・・

 

伸びすぎて 電線にかかりそうな庭の木の枝。

雪が降る前、木の葉が散って はっきりと枝ぶりが分かる今のうちにと

木の枝掃いを業者さんにお願いしました。

 

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 クレーンにつけたかごに乗って次々と危ない枝を切り落としてくれました。

手際の良さはさすがです!

これで一安心、いつ雪が降っても大丈夫。

 

作業の方が時折 手を休めて

「きれいだー」と高いところから見た周りの景色に大層感動しておりました。

どんな景色が見えたのでしょうか? 私も乗って見てみたかった!

 

 

お天気に恵まれた今日の嵐山

真っ白な雪に覆われるのももうすぐです。

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2014.11.05

嵐山探検

   2週間ほど経ってしまいましたが、 10月のよく晴れた日、

北の嵐山には子供たちの元気な声が響き渡りました。

 

訪れたのは近文小学校の5年生120人ほど。

8名ほどでひとグループを作り 嵐山探検というテーマで

嵐山公園や各工房を訪問。

ゆかり陶房へも入れ替わり立ち代わりやってきて様々な質問を受けました。

 

帰るまえには 庭のどんぐり拾いのお手伝いもお願いしました。

 

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柏林の中にあるゆかり陶房。

今年はどんぐりが大豊作で

みんなのおかげで あっという間に大きな麻袋はいっぱに!

 

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これを担当の先生が旭山動物園 へ届けてくださいました。

たくさんの動物たちのごちそうになったことでしょう!

 

 

近文小学校 の皆さん、お疲れ様でした。

 

今回、色々な経験をして今までより少し、

嵐山の自然やものづくりを 身近に感じてもらえたらうれしいです!

 

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そういえば 今年は冬支度にエゾリスがやってこないなあと思っていたら

山にもどんぐりがいっぱいで

ここまでわざわざ探しにやってこなくてもよかったのですね。

 

2014.10.23

紅葉

 今年の紅葉は10年に一度の鮮やかさだとか。

ここ1週間ほど、目の覚めるような美しい紅葉を楽しむことができましたが

そろそろ終わり のようですね。

 

木枯らしが吹く前の一瞬の輝きを 切り取りました。

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2014.10.14

チノミシリ

チノミシリ

アイヌ語で聖なる処という意味で この嵐山周辺を指すそうです。

嵐山の前を流れるオサラッペ川に架かる橋の名もチノミシリルイカ橋。

 

その名のついた詩画集を 遂に見つけました!!

 

毎日、嵐山を眺めながら仕事している私

いつも見守ってくれている 私のお守りのようなこの山を

詩や絵で素敵に表現してくれる人はいないものかと

常々思い、探し続けていたのです。

 

そして

ようやく見つけました! 思わぬところで。

 

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秋のページをめくると・・

 

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チノミシリ 秋の交代

岩田道夫

大きな秋の風が吹く夜は

月の船が雲の海を降りて来て

夜のチノミシリに停泊します

すると辺りは黄金色になって

夜が明けると

もう樹々の葉は

すっかり地面に落ちているのです。

こんな風に秋はやってきて

あっという間に過ぎ去って行くのです。

 

 

 

これは私にとって 遠い国のおとぎ話ではありません

間違いなく私の目の前で起きている ほんとにリアルなことなのです。

秋は正にこのようにやってきて このように去って行ってしまうのす。

 

私は確信しました

この本は、私のためにここにある、私をずーっと待っていたのだと。

 

この本は私にとって特別な 宝物の1冊となりました。

人生には 稀に、こんな幸福な出会いが訪れるのですねー

 

 

 

 

ところが

出会いの場というのが・・

 

なんと

旭川の自然を愛し、共に生きて今年7月に亡くなられたという

詩人で画家である作者、岩田道夫さんの追悼展だったとは・・

 

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