2016.01.03
旅の友
すっかりお伝えするのが遅くなってしまいましたが
昨年11月、東京方面へ旅をしたときに持って行った本は
「知ろうとすること」
180ページあまりの薄い文庫本
新潮文庫 ¥430円
飛行機に乗っている時間 往復で3時間あまり 夢中で読んで
丁度旭川に着くころに 読み終えることができました。
内容は
物理学者の早野龍五さんに糸井重里さんが質問する形で
原発事故の放射線量の分析やその影響について書かれたものです。
災害時の心のありようや未来へつながる仕事についても言及しています。
全く科学の知識のない私にもよく理解できて 納得できる内容でした。
そして
自分には無理と 知ろうとすることを諦めない と
改めて自分に言い聞かせました。
まず、知ることから考えることを始められる・・
旅に出掛ける時、私は必ず文庫本を旅の友とします。
本を選ぶ時は 結構迷って厳選します。
日常から解放され 異空間に身を置くと
眠っていた私の脳細胞も目覚めて
色んな事をどんどん吸収できそうな気がするのです。
それにしても
糸井重里さんって 私達が今、本当に知りたいことを
誠実に わかり易く 気軽に手に取れるような形にして
目の前に提示してくれる稀有な人ですよねー 感服です!!
これも旅の貴重な体験となりました。
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