2018.01.29
こいしいたべもの いとしいたべもの
前回紹介した森下さんの本の爽やかな読後感が忘れられなくて
またまた 購入してしまいました!
今度は たべものに関するエッセイ
かつて 人生の様々な場面で味わった沢山のたべものたち
味の記憶をたどると、眠っていた思い出が鮮やかに蘇ってくる・・
私は 著者の森下さんとは同世代
私にとっても懐かしいたべものが沢山出てきて 何度も胸が熱くなったり
自分と同じ時代を生きてきたんだなあ という感慨に襲われたり・・
特に、オムライスは・・
私達昭和30年〜40年代に子供時代を過ごしたものにとっては 特別なたべもの
そう、 私達はオムライス世代
オムライスは ふだんの王様 だった・・
最初に食べたのはいつだったか すっかり忘れてしまいましたが
オムライスを食べると 私はいまだに とても幸せな気持ちになるのです
もし、かなうものなら最後の晩餐はこれ、と決めています。
今回は ・・
懐かしくて、ちょっと切ない読後感となりました。
森下さんの思いのこもったイラストがまた、 たまらない
こいしいたべもの・いとしいたべもの
森下典子 著
文春文庫
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