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2011.01.09

白の世界

 3日間ほどしんしんと雪が降り続いた旭川。

見渡すと いつの間にか あたり一面、 モノクロ―ムの世界に・・・   

木々の間からかすかに見える 太陽の光も白。

まるで 墨絵のように静かで美しい・・・

 

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 昨日購入した てじま ともこ さんの手作り絵本 「しろの木」。

野原にたたずむ 一本の白い大きな木。

その木が光を浴びて様々な表情に輝く様が描かれています。

ページをめくる度に想像を掻き立てられる 素敵な絵本です。

 

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私は パウル クレーの 「雪が降る前」

という絵に谷川 俊太郎が送った詩を 思い出しました。

 

かみはしろ

かみはゆき

かみはふゆ

えかきはたいよう

ゆきをとかす

 

えかきははる

みどりをぬる

えかきはなつ

あおをぬる

えかきはあき

あかをぬる

そしてまたいつのまにかー

 

えかきはたっている

あたらしいかみの

ゆきのちへいに

 

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私の絵本を紹介してくださってありがとうございます。
やっとパソコンを購入し、ネット環境整いました。
谷川さんの詩、すごく素敵ですね。
私の絵本にも、そんな素敵な言葉があれば別世界になるなあと感動しました。
絵ならいくらでも出てくるのですが、言葉はあれこれパズルのようで悩んでしまいます。


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