2016.01.03
すっかりお伝えするのが遅くなってしまいましたが
昨年11月、東京方面へ旅をしたときに持って行った本は
「知ろうとすること」
180ページあまりの薄い文庫本
新潮文庫 ¥430円
飛行機に乗っている時間 往復で3時間あまり 夢中で読んで
丁度旭川に着くころに 読み終えることができました。
内容は
物理学者の早野龍五さんに糸井重里さんが質問する形で
原発事故の放射線量の分析やその影響について書かれたものです。
災害時の心のありようや未来へつながる仕事についても言及しています。
全く科学の知識のない私にもよく理解できて 納得できる内容でした。
そして
自分には無理と 知ろうとすることを諦めない と
改めて自分に言い聞かせました。
まず、知ることから考えることを始められる・・
旅に出掛ける時、私は必ず文庫本を旅の友とします。
本を選ぶ時は 結構迷って厳選します。
日常から解放され 異空間に身を置くと
眠っていた私の脳細胞も目覚めて
色んな事をどんどん吸収できそうな気がするのです。
それにしても
糸井重里さんって 私達が今、本当に知りたいことを
誠実に わかり易く 気軽に手に取れるような形にして
目の前に提示してくれる稀有な人ですよねー 感服です!!
これも旅の貴重な体験となりました。
2015.12.06
青空を突き抜けるように颯爽と聳え立つ 東京スカイツリー
実際に登ってみると
地上350mからは
東京の街並みを余裕で見られたけれど
更に地上450mまで登った所 足元に窓があって
恐る恐る眺めると・・
怖くて 足が震えました
こちらは
ギリシャ正教の教会 ニコライ堂
関東大震災で壊れたのを数年後に再建したそうです
ビザンチン様式の美しい建物
お隣の カトリック神田教会
築地教会とともに 140年の歴史を誇る都内最古の教会だそうです。
さすが 歴史の重みを感じさせる重厚感
そして
神田明神内にある孔子像
ビルの谷間に 静寂な別世界がありました。
千葉での用事を済ませた後、
スカイツリーには儀姉さんが
神田には友人が案内してくれました
私一人では決して行けなかった所です。
駆け足でしたが 新しいものと古いもの、
思いがけず、東京の様々な表情を見ることが出来た
印象深い旅となりました。
2015.11.24
昨日の朝、目覚めてカーテンを開けると
一面真っ白な世界が広がっていました
遂にやってきました 雪の季節が・・
雪は今日も一日降り続き
嵐山も薄化粧してこんな姿に一変!
このまま根雪になってしまうのでしょうか・・
雪、といえば ゆかり陶房で人気柄の雪ん子シリーズ
今年は特に沢山注文をいただいて
季節に関係なくずうーっと作っていたような気がします
雪の結晶シリーズもあります
雪の結晶部分を拡大すると・・
雪の淡い雰囲気を出すのに苦労したので とっても愛着があります
こちらもお勧めです
いよいよやって来た長く厳しい雪の季節
お気に入りの器で せめて心はホットに過ごしましせんか?
クリスマスプレゼントにもぴったりです!
2015.11.18
いつの間にか11月も半ばを過ぎてしまったんですねー
この秋はバタバタしていて ゆっくり紅葉を楽しむ余裕もありませんでした。
初雪は10月上旬と早かったものの
今月前半は割合おだやかな日が続いていて
こんな日が一日でも長く続きますようにと願っていましたが
週末あたりから 天気予報にずらっと雪マークが・・
いよいよ雪の季節到来です!
先週のある朝の嵐山
霧が晴れていくところ。
山を覆っていた白い霧がゆっくり、ゆっくり消えていき
夏の山とは全く違う表情の 真っ黒な山が現れました。
巨大な生き物のよう・・
まるでモノクロの映画を見ているようでした。
この山がまっ白な綿帽子を被って 冬の表情に変わっていくのも もうすぐ。
今丁度、雪博士、中谷宇吉郎先生のエッセイを読んでいて
中々面白いでのです
雪の結晶の撮影の苦労話や
温泉の効能を調べるために
100匹のネズミを連れて温泉に何度も入った話しとか・・
科学する心を育てるには
子供の頃に 自然に触れて感動や不思議を一杯体験すること、とも。
雪って私にとって
厳しく そして 様々に変化する不思議なもの・・
2015.10.13
10月に入り、急に寒くなって変わりやすい空模様の毎日
珍しくよく晴れた先週の朝、久しぶりに嵐山へ登ってきました。
頂上からの眺め
雪を被った大雪の山々が澄み渡った秋の青空に良く映えて
美しい・・ 値千金!!
大感激で下山して
さあ、仕事と、ロクロの前に座ったものの
どうしてもラーメンが食べたくなって予定変更
急遽、近くのラーメン屋さんへ行くことに・・
歩いて30分ほどの距離
行きは食べたい一心でわき目も振らずに向かったけれど
久し振りに醤油ラーメンをしっかり味わって大満足、
帰りは余裕で散歩を楽しみながら・・
可愛らしいアニメのキャラクタ-が並んでいるお庭
小さな子供が居るお宅なのかな?
りっぱな大根が沢山実っている・・
きっとしっかり面倒を見たんでしょうね
見上げると
真っ白な線が1本真っ直ぐに、真っ青なキャンバスに描かれていくところ・・
見とれて歩いていたら
最後、電信柱にアタマをぶつけてしまうというおまけ付き
この日 歩いたのは延べ2時間半ほど
楽しかった!
たまには こんな日もいいよね ♪
2015.09.23
9月はイベントの月。
ゆかり陶房では今月、二つのイベントに参加します。
まず、一つ目の、アートマルシェin食べマルシェが昨日、無事に終了しました。
今日は、残務整理の予定でしたが あまりの陽気に誘われて
まず、北邦野草園へ散策に・・
1時間ほど歩いているうちに 疲れて硬くなった体がほぐれて
背負った荷物を降ろしたように すっかり軽くなりました
こんなに歩いたのは本当に久しぶり・・
丘は花の季節から 赤や黄色の紅葉の季節へと主役交代の時を迎えようとしています
やがて訪れる長く厳しい冬の前の一瞬、辺り一面、炎のように鮮やかに燃え盛る・・
半月後、今年はどんな輝きを見せる事でしょうか?
2015.09.10
久し振りに東京から友人が訪れて
リクエストで 今、話題の大雪の森ガーデンへ行ってきました。
秋の草花に彩られた広大な敷地のガーデンを散策した後、
素敵なレストランでデイナーをいただきました。
北海道の食材をふんだんに使った とっても贅沢なお料理の数々
どれもこれも 素材の味を生かしながらも一工夫された味で 大感激!
私にとっては 思いがけず訪れた遅い夏休み
とっても贅沢な一日を過ごすことが出来ました!
2015.08.25
「ステキなお帽子ですね!」
帽子好きの私は思わず声をかけました。
丁度去年の今頃
陶房に訪れたお客様が 花柄の可愛らしい帽子を被っていたのです
シックなお洋服によくお似合いでした
「そう? これ、私が作ったのよ」
その方は嬉しそう答えました。
一年が過ぎて 今年また、その方がお見えになり
「どうぞ」と差し出した紙袋
そのに入っていたのは・・
あの時と同じ柄の帽子
私の為にわざわざ作って下さったのです
思いがけないプレゼントにびっくり!!
嬉しくて 何度も何度もお礼を言いました
これを被ると ユウウツな気分も吹っ飛んでしまいます
こちらは・・
昨日までイベントで一緒だった後輩からのプレゼント
どちらも自分で染めたそうです
馬の型染めのランチョンマットは 私の陶器に似合いそう
鮮やかな茜色の手袋
どこか落ち着いた雰囲気があって自然の染料とすぐわかる・・
とっても気に入っています
ハンドメイドのものには
作った人の思いや人柄がにじみ出る
既製品にはない特別な魅力があって
作品の一つ一つにドラマが隠されていそうです
こんな素敵なプレゼントを贈られるなんて
私は なんという幸せ者
こんなことがあるから
明日からまた、頑張れる!!
2015.07.17
昨日は嵐山小中学校で出張体験教室がありました。
器はまず、手回しロクロの真ん中に粘土を置いて
底作りから・・
2時間後
楽しい作品が色々出来上がりました!
色んな模様のお皿や
謎の生き物
どうか壊れませんように・・
ロゴ入りのレターラック 力作です!
最後に生徒さんの代表が感想を発表してくれました。
去年より上手く作れてうれしかった。
取っ手の付け方が難しかった。
今年は図を書いてきたので作り易かった。
なるほど・・
今年で10回目となるこの体験教室。
毎年訪れて 生徒さんの成長を感じることが出来るのも嬉しいことです。
今日は 残務整理。
道具の汚れを落としたり 作品の仕上げをしたり
そして
お疲れ気味の私はマッサージで体のメンテナンス
来週もまた、出張教室
今の時期、体験教室の予約や問い合わせが続きす。
2015.07.01
鬱蒼と木々が生い茂る私の実家
そこに聳え立つ3本の白樺の木。
いつの間にかこんなに高くなって・・
あまりにも伸びすぎて危ないと、いう事になり
遂に切り倒すことにしました。
先週、朝8時ごろ大きなクレーン車がやって来て
4人でほぼ1日がかりで切り倒し
チェーンソーで次々に切断
翌朝、大型トラックに積んで きれいさっぱり運んでゆきました。
あまりの手際の良さに あっけないくらい・・
白樺の消えた実家
これで一安心なのですが
まだ緑は一杯残っているのにやっぱり寂しい・・
父が元気だったら どんなに残念がったことでしょう・・