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2014.12.05

クリスマスリース作り

  街角にクリスマスソング が流れる季節となりました。

そんな中、友人に誘われてフラワーデザイナー Miuさんのアトリエでの

クリスマスリース体験講座へ行ってきました!

 

私はヒムロ杉とブルーアイスを選んで作ってみました。

飾りつけは色々悩んだ挙句、ピンクのリボンと木の実などを付けました。

 

帰るなり、早速陶房のドアに取り付けてみたところ

クリスマスらしさが足りない気がして

リボンの上に白い布の小さなリースを付けてみました!

 

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如何でしょうか?

顔を近づけると 木の葉のいい香りが・・・

やはり 自然の素材には癒しの力がありますねー

 

 

友人の作品は こちら。

 

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私のものより一回り小さいものですが 青りんごのかざりが可愛いですね!

 

 

リース作りは初体験。

最初、ちょっと戸惑いましたが 作っているうちに どんどん楽しくなってきたのです。

自信作といえるほどにはできませんでしたが・・

 

四季折々の花で陶房のドアを飾ったら、きっと楽しい

今度はもっと素敵に作れるはず・・  などと 思いは膨らみます
ほんの小さなことでもチャレンジしてみると
新たな世界が広がっていくことってありますよね!

 

 

そして
普段、体験で教えてばかりの私が
逆に生徒になって教わるのも新鮮な経験でした。

2014.11.12

冬支度

 紅葉が終わり 間もなく雪の季節が訪れようとしている今の時期

北国の人々は冬の準備に大忙し!

雪囲い・車のタイヤ交換・漬物・雪かきや冬の衣類の準備 など など・・

 

そしてやきもの屋の私には冬の間に使うための 粘土練りという大仕事があります。

それに加えて 数年前から気になっていたのが・・

 

伸びすぎて 電線にかかりそうな庭の木の枝。

雪が降る前、木の葉が散って はっきりと枝ぶりが分かる今のうちにと

木の枝掃いを業者さんにお願いしました。

 

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 クレーンにつけたかごに乗って次々と危ない枝を切り落としてくれました。

手際の良さはさすがです!

これで一安心、いつ雪が降っても大丈夫。

 

作業の方が時折 手を休めて

「きれいだー」と高いところから見た周りの景色に大層感動しておりました。

どんな景色が見えたのでしょうか? 私も乗って見てみたかった!

 

 

お天気に恵まれた今日の嵐山

真っ白な雪に覆われるのももうすぐです。

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2014.11.05

嵐山探検

   2週間ほど経ってしまいましたが、 10月のよく晴れた日、

北の嵐山には子供たちの元気な声が響き渡りました。

 

訪れたのは近文小学校の5年生120人ほど。

8名ほどでひとグループを作り 嵐山探検というテーマで

嵐山公園や各工房を訪問。

ゆかり陶房へも入れ替わり立ち代わりやってきて様々な質問を受けました。

 

帰るまえには 庭のどんぐり拾いのお手伝いもお願いしました。

 

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柏林の中にあるゆかり陶房。

今年はどんぐりが大豊作で

みんなのおかげで あっという間に大きな麻袋はいっぱに!

 

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これを担当の先生が旭山動物園 へ届けてくださいました。

たくさんの動物たちのごちそうになったことでしょう!

 

 

近文小学校 の皆さん、お疲れ様でした。

 

今回、色々な経験をして今までより少し、

嵐山の自然やものづくりを 身近に感じてもらえたらうれしいです!

 

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そういえば 今年は冬支度にエゾリスがやってこないなあと思っていたら

山にもどんぐりがいっぱいで

ここまでわざわざ探しにやってこなくてもよかったのですね。

 

2014.10.23

紅葉

 今年の紅葉は10年に一度の鮮やかさだとか。

ここ1週間ほど、目の覚めるような美しい紅葉を楽しむことができましたが

そろそろ終わり のようですね。

 

木枯らしが吹く前の一瞬の輝きを 切り取りました。

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2014.10.14

チノミシリ

チノミシリ

アイヌ語で聖なる処という意味で この嵐山周辺を指すそうです。

嵐山の前を流れるオサラッペ川に架かる橋の名もチノミシリルイカ橋。

 

その名のついた詩画集を 遂に見つけました!!

 

毎日、嵐山を眺めながら仕事している私

いつも見守ってくれている 私のお守りのようなこの山を

詩や絵で素敵に表現してくれる人はいないものかと

常々思い、探し続けていたのです。

 

そして

ようやく見つけました! 思わぬところで。

 

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秋のページをめくると・・

 

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チノミシリ 秋の交代

岩田道夫

大きな秋の風が吹く夜は

月の船が雲の海を降りて来て

夜のチノミシリに停泊します

すると辺りは黄金色になって

夜が明けると

もう樹々の葉は

すっかり地面に落ちているのです。

こんな風に秋はやってきて

あっという間に過ぎ去って行くのです。

 

 

 

これは私にとって 遠い国のおとぎ話ではありません

間違いなく私の目の前で起きている ほんとにリアルなことなのです。

秋は正にこのようにやってきて このように去って行ってしまうのす。

 

私は確信しました

この本は、私のためにここにある、私をずーっと待っていたのだと。

 

この本は私にとって特別な 宝物の1冊となりました。

人生には 稀に、こんな幸福な出会いが訪れるのですねー

 

 

 

 

ところが

出会いの場というのが・・

 

なんと

旭川の自然を愛し、共に生きて今年7月に亡くなられたという

詩人で画家である作者、岩田道夫さんの追悼展だったとは・・

 

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2014.10.07

深まりゆく秋

 今朝の旭川の最低気温は0、9度C。

今月に入って朝晩はめっきり寒くなりました。

そのせいか、日毎に嵐山の紅葉が進んでいます

今年は 10年ぶりの色鮮やかな美しい紅葉がみられるとか

楽しみです

 

 

芸術の秋、  スポーツの秋、  読書の秋、  食欲の秋、  実りの秋 ・・・

秋には様々な形容詞が似合います

それだけ奥深く、味わい深い季節ということですね

 

 

私のこの秋は どんな秋にしましょうか・・

 

宴のあと、心も体もクールダウン

思索の秋 は ちょっとカッコ良すぎで気恥ずかしいので

休養の秋、 メンテナンスの秋  ・・・

 

ではなくて

リフレッシュの秋 と いたしましょう!

 

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2014.09.05

夏の体験教室

 今年の夏は雨の日が多かった!

そんな中 今年も沢山の人が陶芸体験をしてくれました

作品がいっぱいたまったので 今週は窯焚き週間

灯油窯を2回、電気窯を1回の計3回、炊いてさすがに疲れました・・

 

 

焼きあがった作品は

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こちらも・・

子供たちは アニメのキャラクターが大好き ♪

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男の子の作品

カッパ君 いい顔しています ♪

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女の子の作品

左側の器はほっぺちゃんだそうです

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後は 検品と 荷造り

来週には 皆さんの元へ届くはずです

今回は色の指定が色々あって大変だったけれど

これで納得してもらえるかな?

 

どうぞ、楽しみに待っててくださいね!

 

2014.09.03

遅い夏休み

 8月最後の先週、ようやく行ってきました!

 

まずはお世話になっている当麻町のかたるべの森美術館へ

上杉克也追悼展を観て

なんともいえずユーモアのある動物たちの表情に癒されたあと

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職員の方の丁寧な説明をうけながら

陶芸の工房を見学させて頂きました。

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根気のいる細かい作業の繰り返しによって出来上がった不思議な作品に驚嘆!

常人には決して作れない・・

ここは いつも刺激的

眠っていた感覚が呼び覚まされていくのがわかります

 

 

 

そのあと、友人が参加しているグループ展を観に喫茶 GoodLifeのギャラリーへ

可愛らしいアクセサリーや小物たちがいっぱい並んだ会場で

散々迷った挙句、購入したのが これ

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カラフルな野菜の絵葉書と友人作のお花と葉っぱの箸置き

とっても キュート ♪

 

 

どちらも是非、行きたかった展示

8月いっぱいで終了なので ぎりぎり間に合ってよかった!

 

夏休みはこれでおしまい。

しっかりリフレッシュしたので、さあ、また仕事頑張ろう!

 

2014.08.15

夏のお気に入り

 昨年から夏の間、通勤などで気軽に被る麦わら帽子を探していましたが

中々気に入ったのが見つからず、あきらめかけていました

ところが・・・

灯台下暗し、 思わぬところにありました!

 

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お隣の喫茶カモミールさん手編みの籐の帽子

麦わら帽子ではありませんが・・

一目見るなり気に入って 即、購入

素敵なデザインや色はもちろん、被ってみると軽くて涼しくて

もう、これなしでは過ごせない

購入して二週間ほど経ちましたが

少しづつ日に焼けて、更に味わい深い色合いに・・

この夏一番の 私のお気に入りです ♪

 

 

 

この夏も色んな方から、暑中お見舞いが届き、楽しく読ませて頂きました。

その中で、特に印象に残ったお気に入りが これ

 

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思わず ニヤリとしてしまいます

楽しい絵手紙をありがとう!

 

 

そして・・

これは、ちょっと季節外れの柄なのですが

何度も失敗して、ようやく 雪の結晶らしい淡い線が出せました

 

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今週から、ギャラリーに並んでいます。

あなたのお気に入りに加えてもらえたら とっても嬉しいです!!

 

2014.07.29

黒岳登山

 お誘いを受けて なんとまたまた、山へ登ってきました!

今回は黒岳 本格的な登山です。

 

ロープーウエ-とリフトを乗り継いで 7合目の登山口まで行き

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そこから2時間ばかりかかってようやく登頂することが出来ましたが

途中、大きな石や岩などの道が続いて段差が大きく 体がきつくて

写真を撮る余裕などとてもありませんでした・・

 

その分、登頂した時の達成感は格別!!

これがきっと登山の醍醐味なのでしょう

 

頂上で、一息ついてから ようやくパチリ!

左から 北鎮岳、凌雲岳です。

やはり美しくて感動します・・

 

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下山途中で、ようやく周りの景色が見渡せて、9合目あたりで見つけた

面白い形の岩、招き岩というそうです。

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帰ってから、2、3日、体の節々が痛かったのですが

不思議と心は清々しいのです

半端なことで カタルシスは決して得られないものなのですね。

 

そして

アラスカの自然を愛した写真家 星野道夫さんの言葉を思い出しています。

 

私たちが日々関わる身近な自然の大切さとともに、

なかなか見ることの出来ない、

きっと一生行くことが出来ない遠い自然の大切さを思うのだ。

そこにまだ残っているというだけで心を豊かにさせる、

私たちの想像力と関係がある意識の中の内なる自然である。

 

自然や出会った人々と真摯に向き合って生きた彼の言葉は美しく、心に響きます・・

 

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 星野道夫著

「旅をする木」

  文春文庫


Copyright(C) 2005 YUKARI TOUBOU