2011.01.01
大晦日の今日、今年最後の窯出しをしました。
絵付け体験の作品が入っています。
何とかうまくやけたようですねー
一安心♪
仕事をしない陶房
シーンと静まり返っていて いつもとは違った感じ・・
普段は泥だらけのロクロの周りもすっきり片付けてあります。
今年も色々ありましたが 、一年を振り返って
ゆかり陶房の三大ニュースを考えて見ました。
Ⅰ 絆ーきらり手仕事展 大成功!
Ⅱ ルーシー・リー展 を観に東京へ
Ⅲ 若手作家さん達との出逢い
どれも 私の心を豊かにしてくれる幸せな出来事でした。
制作を続けていると勿論苦労も多いですが
時には こんな素敵なことに出会えるんですねー
感謝の気持ちでいっぱいです!
さて、来年は どんな年になるのでしょうか?
色んな事があるでしょうが 表現する喜びをかみしめながら
心を込めて 制作したいと思っています。
大晦日の嵐山。
旭川の積雪は例年の四分の一だそうです。
これから雪の予報はなく 穏やかな年越しとなりそうです。
皆様、どうぞ、よい新年を迎えてくださいね!
2010.12.15
今日は神楽陶芸サークルの忘年会。
GIFT展をお休みさせてもらって 私は神楽公民館へ。
今日は 作品の制作はお休みです。
生徒さんたちが腕によりをかけて 作ってきたお料理を
自分達で作った器に盛り付けていただきました。
皆が楽しみにしている恒例の持ち寄りの忘年会、
器とお料理、どちらもご馳走です♪
生徒さんは皆 人生の先輩達。 主婦としてのキャリアは相当なもの。
今日ばかりは私のほうが生徒になって
それぞれのお宅自慢の料理のコツを教えてもらいながら
一品一品 味わって いただきました。
今年の注目はズンダ餅。枝豆のお餅です。
枝豆を煮てから 一個一個薄皮を丁寧にむいて 摩り下ろして作ったそうです。
枝豆独特の風味がして とてもおいしかったですよー♪
私はGIFT展でもご一緒している 野の花菓子店さんの 自家製パウンドケーキをお返しに。
これも コクがあっておいしいと好評です!
そして 今年一年が無事に終ったことを感謝し
又来年も楽しく元気に制作しましょうと話しました。
年々 益々 心から本当にそう思います・・・
2010.11.30
ついにやってきました 冬将軍!!
今シーズンに入って初めての本格的な大雪が!!
今朝、窓の外を見るとあたりは一面の冬景色!
嵐山も真っ白!
今日、朝一番の仕事は雪かきでした。
そのあと こんな日は来客もなさそうなので 陶房中に紙を広げて GIFT展の
絵付け体験用のポスター作りをしました。
たまに 違った仕事をするのも 気分転換になって楽しいものですねえ♪
大勢の方が来てくれますように と 願いながら制作しました。
今月はありがたいことに暖かな日が続いたので
冬支度は万全と 言いたいところですが・・・
ひとつ大仕事が残っていました。
それは 粘土練りです。
外の樽の中につけてある 再生用の粘土。
急いで練って 陶房に入れてしまわないと
雪に埋もれて カチンカチンに凍ってしまいます。
これがひと仕事なんですよねえ~
樽だけは何とか 陶房の中に運び込んだのですが
ずるずると延ばしているうちに いよいよ本格的な冬に・・
明日こそ 必ずやってしまわなければ ね!
2010.10.13
10月も半ばとなり 例年なら 一年中で一番鮮やかで華やかな季節のはずですが
今年は しっかり色づく前にもう 葉が散り始めてきましたねー
嵐山の紅葉も なんだか中途半端な感じ・・
これも暖かさのせい? ちょっと寂しい・・
それでも 丘の裏道を歩いていると
鮮やかな色の落ち葉があちらこちらに・・
思わず立ち止まり 手にとってじっくり眺めてしまいました。
ほんとに き れ い!
自然に勝る芸術は無い! とつくづく思ってしまいます・・
今日はひさしぶりの休日。
先月オープンしたばかりの 大型書店へ行って
イラストのあまりのかわいさと色合いの美しさに 絵本を買ってしまいました。
季節ごとの野の花の図解と名前の由来や遊び方などを
楽しいイラストで紹介しています。
野の花好きな私の 愛読書になること間違いなし ♪
野の花えほん 春と夏の花 ・ 秋と冬の花
前田 まゆみ 作
あすなろ書房 刊
2010.10.06
いつのまに もう10月。
朝の気温が10度を下回るようになって ここ北の嵐山でもようやく紅葉が始まりました。
夏の間は目立たずにひっそりとしていた木々の葉も 日ごとに鮮やかさを増して来ています・・
そして よく見ると葉陰には かわいらしい赤い実がいっぱい!
何時のまに こんなに と驚いてしまいました!!
今日いただいた沢山のトマト。 これも赤。 食欲をそそる色。
同じ赤でも様々な色や形があるけれど どれもおいしそうですねー♪
2010.09.15
今朝 午前6時の気温は13℃。 少し寒いくらいです。
カーテンを開けると鮮やかな青空が飛び込んできました。
風もなく 今日は正に窯焚き日和。
少し早めの通勤途中 車の中から嵐山をパチリ。上空には箒で掃いたような雲が・・・
ようやく秋めいて来ましたねー
午前8時。これから灯油窯に火を入れます。
今回は 主に夏の体験教室の作品。
焚きあがるまでの14時間あまり 1時間おきに炎の状態を見ながら少しずつ温度をあげていきます。
窯の状態は作品の積み方や気候など様々な条件で 微妙に変わります。
窯焚き中は どうも落ち着かなくて 制作はやめて 陶房の掃除をしたり やきものの本を読んだり
気分転換に 少し散歩したり・・・
午後10時半 1250度で無事に止めることが出来ました。
涼しくなっておおむね順調だったけれど やはり 疲れましたー
そして・・・
翌々日の朝、100度で窯を開けました。
うまく焼けたかなー
今年の力作は 中学生の作品、陶の灯り。
制作の時間が足りなくて ちょっと残念でしたが 楽しい作品に焼きあがりましね ♪
2010.08.31
いやあ 参りました この暑さ!!
お盆も過ぎたというのに 今日の最高気温はなんと32度っ !
この暑さで (嵐山陶芸の里改め) 北の嵐山も 人通りがまばらでしたねー
私もなんだか仕事に力が入らず 今日は久しぶりに窯で読書してしまいました。
哲学者 山折哲雄さんが中学生用に書いたものを 大人用に編集しなおしたものです。
死 という重いテーマについて 分かりやすい言葉で優しく語り掛けています。
私が特に共感したのは 平等 と 個性 についてです。
この日本で蔓延している 建前としての平等 そして 借り物の 個性 という言葉。
これが今の日本の子供達を苦しめているということ。
私も同じようなことを感じていました。
山折先生は 個性 の代わりに ひとり と言う言葉を使っては? と提案しています。
ひとり でありながら まわりと緩やかに つながる・・・
まずは ひとりで立つことを目指しましょう!と 呼びかけています。
そして、 若いうちに選れた古典の作品に触れる事を薦めています。
もうおばさんになってしまった私、 古典をしっかり読み通す体力は残念ながらありません。
若いうちにこそ 体当たりでぶつかってほしいいと思います。
きっと 一生の財産になりますよ!
私が 死について 語るなら
山折 哲雄 著
ポプラ社
この夏、特に蝶の姿を多く見かけます。
人が死んで 魂が肉体から離れていく時、子供達は 蝶がひらひらと舞う姿を思い浮かべるそうです。
そういえば エミリー ディキンソンの詩に 「真昼に 一羽の蝶が」という 意味深なのがありましたっけ・・
それにしても この長ーい夏、いったい何時まで続くんでしょうねー
2010.08.18
今、個展開催中の中富良野町 レストラン&ギャラリ- 木かげ へ行ってきました。
晴れ渡った青い空 今日は正にドライブ日和!
美瑛までは行くことはあるけれど 中富良野までは なかなか機会がなくて
往復で3時間ほどの距離 ちょっとした旅行気分を味わいました♪
深山峠からはくっきりと十勝岳連峰が見えました。
夏の花 ひまわり
中富良野町の観光スポット 遅咲きのラベンダーの花が咲いていました。
小高い丘の上にある レストラン&ギャラリー 木かげ
壁には倉本聡の言葉が飾ってありました。
創るということは
遊ぶということ
創るということは
狂うということ
重い言葉ですね・・・
倉本氏の 覚悟 が伝わってきます
こんな言葉を前にすると
ちっぽけな私は 恥ずかしくて どうしていいか分からなくなってしまう・・
狂うほどのエネルギーは到底持ち合わせてはいないし
心から 遊べている訳でもない・・
もっともっと自分の心を開放して
そして ・・・
楽しむ事だけは 決して手放さないように!!
帰る道すがら あれこれ考えながら ハンドルを握る私でした・・・
2010.08.08
最近 陶芸の里では 会議続きで毎日帰宅が遅くなり おまけに連日の暑さで私は少々疲れ気味・・・
HPもアップできないでいるうちに 先週撮った庭の百合の花が この暑さで 散り始めてきてしまいました。
あわてて載せることに・・
華やかで品があり まるで貴婦人のような花
私は そばかすだらけの素朴なオニユリの方に親しみを感じてしまいますが・・
庭を見渡すと この暑さで 他の草花達もお疲れの様子・・・
でも すぐそこまで 秋はやってきています。
今のうちに 夏を満喫したいけれど
今年の夏は そんなわけにもいかないようで
いつになく慌しい夏を過ごしています・・・
2010.07.26
楽しい夏休み 皆さんはもう夏休みの計画を立てましたか?
ゆかり陶房は 毎年この時期は体験教室で賑わいます。
そしていつも頭をいためるのが虫対策・・
今年も虫除けグッズを沢山買い込みましたよ!
ムシコナーズをドアにかけたり
陶房の周りに殺虫剤を撒いたり
自家製の蜂捕り器
これで少し 周りに虫が少なくなったような気もしますが・・・
そういえば 養老猛司先生のこんな言葉を思い出しました。
「虫がいやなのは 分かります。
でも、虫がまったく居ない状態が異常だということも知るべきです。」
そう、ここは自然がいっぱいで素敵なところだからこそ 当然虫も沢山居るんですよね!
今日の嵐山。 木々の緑が青空に映えて美しいですね!