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2009.08.12

虫のこと

 先週あたりから  ここ陶芸の里にも ようやく夏がやってきました! 

連日、30度を越す真夏日が続いています。

暑くなると いろんな虫たちが活発に活動を始めます!

 

ゆかり陶房の体験教室は外で行います。

「素敵なところですねえ~」

「気持ちいいですねえ~」

と、評判は上々ですが

人が居心地いいところは虫さんたちにとっても住みやすいところのようで

 体験教室には蚊取り線香と虫除けスプレーが必需品なのです。

 

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  先日、裏の物置に蜂の巣を発見、

保健所から借りてきた防護服を身にまとい 万全の体制で

まだ蜂たちが活動を始める前の早朝4時、夫が駆除を決行!!

無事、生還しました。 これで、一安心。

 

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 戦利品 蜂の子は釣りのえさにするそうです。 

 

  

 

 

 最近読んだ本の話を少し・・

虫好きでも知られる養老猛司先生のエッセイ 「かけがえのないもの」。

 

かけがえのないもの それは人の手のはいっていないもの、 すなわち自然。

それは予測のつかないもの・・・ 

自然とは 人間とは 人生とは ・・・

 

心の片隅で うすうす感じながらも 

深く掘り下げずに通り過ぎてしまった大切な事に 改めて気付かされ 

 そーですね 本当にそーですねー と、読みながら 私は心の中で何度もつぶやいていました。

うすい文庫本ですが 中身はぎっしりと詰まっています。

この夏、おすすめの1冊です。

 

  「  かけがえのないもの 」

   著者      養老 猛司     

   新潮文庫   ¥420円  

 

2009.08.03

雨上がりの小道

相変わらずはっきりしないお天気の毎日

雨の合間を縫ってクリちやんとお散歩に・・

 

 

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道路を横断中のカタツムリ発見! ガンバレ!!

 

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長雨でオサラッペ川の水かさが増して濁流になってますねー

 

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川のそばでトラックが倒れてました。びっくり!! 

怪我人はいないようです  良かった。

 

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嵐山にかかった霧が晴れていきます・・・

 

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今日もいろんなことに出会いました。

面白かったね、クリちゃん!

 

2009.07.24

小さな旅

今日は久しぶりに夏らしい好いお天気

母と鷹栖町の喫茶 きっちんらいるさんへドライブ

 

 

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途中、野菜の直売所で茄子とトマトを購入

 これで300円。きゅうりもほしかったけれど売り切れでしたー   残念 

 

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私はワンプレートランチを注文。

黒豆入りのご飯・豚肉と野菜のサラダ・長いものスープ・

蓬と豆腐のごまあえ・大根とにんじんの漬物。

どれもヘルシーでとてもおいしかった♪ 器もかわいかったです。

母は豆腐のホットサンドを注文 これもヘルシー。

 

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庭にはツリーハウスがあります。

中から撮ったので窓ガラスに映ったものまで入ってしまいました。

 

 

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帰りの橋の上から見た嵐山と前に広がる田んぼ。

今年の夏は日照不足で稲の生育が心配ですねー

 

 

 一時間半ほどの小さな小さなた旅でしたが 母も大満足、

私もリフレッシュして また これから 仕事、頑張れそうです!!

 

 

 きっちんらいる             

 鷹栖町16線8号 

 営業    木・金・土 AM11:00~17:00

 TEL        0166-87-4346             

     

             

2009.07.03

夏の香り

 初夏のこの時期、毎日のように聞こえてくるジー ジー ジー という音・・・  

蝉の鳴き声ではありません   草刈機で草を刈っている音なのです。

刈り取られ どんどん倒れていく大量の草が 強い日差しを浴びて乾いていく時に発する 

あの焦げたようななんともいえない いい香り     大好きな夏の香りです ♪

 

 TVでも何度も放送されたワイルダーの自伝的小説が原作の 「大草原の小さな家」。

このシリーズの中に 「長い冬」 という一冊があります。

これは 大人になったローラが父ちゃんと一緒に草を刈るシーンから始まります。

あの頃は無論 草刈機などあるはずもなく 大変な重労働だったに違いありません。 

「干し草は日の照るうちに」  という章で 確か 冬支度のために大量の干し草を作っていた・・・ 

 

 あたり一面には 同じ香りが立ち込めていたのでしょうか?

 

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  今が丁度見ごろのバラの花。 

あちらこちらのお庭では自慢のバラたちがそれぞれに 素敵な色や香りを競いあい 咲いています。 

甘い香りに誘われてやってきた蜂たちも忙しそう・・・

 

  ピアノの詩人 ショパンは ジョルジュ・サンドが作ったバラの花びらの砂糖浸けが大好物だったとか・・ 

 さすがに芸術家の食べるものは違います  きっと素敵な味や香りがしたことでしょうねえ~

 

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2009.06.15

野の花

 まるで梅雨のような今日この頃。

今日は雨の合間を縫って実家の愛犬クリちゃんとお散歩に出かけました。

お散歩の途中ではいろんな野の花に出会います。

私はそのたびに足を止めてその可憐さや命の不思議さに見入ってしまうのです。

 

 

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ルピナスの群生          ハマナス            デイジ-

                                                                                                                                                                                                                           

 丹精込めて育てた豪華な花も素敵だけれど 何故か道端で出会う素朴な花に惹かれます。

 

 私の作品にも度々描かれる野の花  

 さりげなく優しく、それでいて逞しい・・・ 

 私もそうありたいと思っているのですが・・・

 

 7月6日(月)から開催される 花だより 三人展」 でも三人それぞれの作品に素敵な花を咲かせますよ♪ 

            

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今日の嵐山。 雨に濡れて 緑が一段と濃いですねえ~。

 

2009.05.14

時は過ぎ行く・・・

 私が子供の頃から30年以上、ずーっと実家の庭に当たり前のようにあったあづま家、

父が丹精込めて創り 守ってきたあずま家、

いろんな思い出がいっぱい詰まったあずま家、 

老朽化のため ついに撤去することに(涙)・・・

 

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この姿も見納め

 

 

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解体にも結構時間がかかります。

 

 

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二日がかりでついに空き地になってしまいました。

 

 

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 それにしてもすごい量の残骸

 

 

時は過ぎ行く・・・ 

そういえば、大好きだったシャンソン歌手金子由香利さんが こんな歌を歌っていましたっけ・・・  

 また、この場所で体験教室が出来るように 計画中!   

 

 

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今日の嵐山。新緑が鮮やかです!

 

 

2009.05.07

春爛漫

  怒涛のようなGWが終わり 周りを見渡すと 正に春爛漫!!

 あちらこちらで春の花が咲き乱れていて つつじもこぶしの花も山桜も全部満開っ!!

 

  ちょっと急ぎすぎではありませんか~ GWは本当によいお天気が続きましたからねえ~

 そ し て 陶房の横では父が植えたチューリップもいっぱい花を咲かせています。

 様々な色や形♪  どの花もみーんなキュート♪  太陽へ向かって今、笑顔満開っ!!  

 

 

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2009.04.12

イースター

 今日はキリスト教の大切な祝日、イースター 復活祭です。

私は決して熱心な信者ではないのですが クリスチャンなので  

 今日は本当に久しぶりに母と教会へミサに行ってきました。

普段よりちょっと改まった身なりをした大勢の信者の方々と一緒に 

まわりの人たちの幸せと世界の平和のために祈りました。 

たまにはこんな静かな時間も必要ですねえ~

 

 復活祭の慣わしで 帰りにはきれいにお化粧した茹で卵が配られます。 

これは信者の方が数日前から工夫を凝らし 心を込めて準備をしたものです。 どれもみんな、素敵♪

 

  

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 母は赤と緑の紙に包まれた卵、私は鳥の模様が描かれた卵をいただきましした。 

  帰るなり夫があっという間に食べてしまい せっかくの模様をゆっくり楽しむことが出来なくて残念!!

 

 今日は本当に好いお天気で庭のクロッカスの花も一斉に咲きだして 一緒にイースターを祝っているようでした♪

 

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2009.03.25

切ない季節・・・

 暖かな日と寒い日が交互に訪れる今日この頃、

この季節はまた、出会いと別れの季節でもあります。

 

私の陶芸サークルでも去っていく人が・・・

一年ほど前に青森から越してきて新聞の募集の記事を見て入会してくれたHさん。

陶芸はまったく初めてということでしたが、

ほとんど毎回来てくれて黙々と制作に励んでいました。

家族の転勤で今度は札幌へ行くことに。

ようやく粘土にもサークルにも慣れてきた頃だったのでとても残念・・・

短いお付き合いでしたがどうか

お元気で!!そして 出来れば陶芸を続けてほしい!

 

そ し て

四月になればまた新しい出会いが待っているのでしょうか・・・

 

出会いと別れ それは人生そのものなのかも知れません

だ か ら 人生って切ないんですねえ~

 

 

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融けた雪の中から現れた去年のエゾアジサイの花

もう生きてはいないはずなのに その可憐さは不思議とそのままで・・

2009.02.12

シバレました!

 昨日の朝は久々にシバレました! 午前6:00の気温が-18度C !!

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    嵐山も凍てついています。

 

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松の枝にもツララが・・・

 

 でも、もう2月も半ば、昼ごろにはすっかり暖かくなりました。

 

 私の窯は実家の敷地内にあるので 私は人生のほとんどをここで過ごしているわけですが、

この自然豊かな環境のすばらしさに本当に気づいたのは この仕事を始めてからですねえ~

 

 以前読んだ本に確かこのようなことが書いてありました。

 人は年齢とともに興味の対象が移り変わっていく

 

      人 ⇒ 動物 ⇒ 植物 ⇒ 鉱物

 

 最後に行き着くのが鉱物だそうでー

では、鉱物を扱う陶芸家は 若い頃から老成している と、いうことなんでしょうか? フーム・・・・

 

 

 


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