2009.07.03
夏の香り
初夏のこの時期、毎日のように聞こえてくるジー ジー ジー という音・・・
蝉の鳴き声ではありません 草刈機で草を刈っている音なのです。
刈り取られ どんどん倒れていく大量の草が 強い日差しを浴びて乾いていく時に発する
あの焦げたようななんともいえない いい香り 大好きな夏の香りです ♪
TVでも何度も放送されたワイルダーの自伝的小説が原作の 「大草原の小さな家」。
このシリーズの中に 「長い冬」 という一冊があります。
これは 大人になったローラが父ちゃんと一緒に草を刈るシーンから始まります。
あの頃は無論 草刈機などあるはずもなく 大変な重労働だったに違いありません。
「干し草は日の照るうちに」 という章で 確か 冬支度のために大量の干し草を作っていた・・・
あたり一面には 同じ香りが立ち込めていたのでしょうか?
今が丁度見ごろのバラの花。
あちらこちらのお庭では自慢のバラたちがそれぞれに 素敵な色や香りを競いあい 咲いています。
甘い香りに誘われてやってきた蜂たちも忙しそう・・・
ピアノの詩人 ショパンは ジョルジュ・サンドが作ったバラの花びらの砂糖浸けが大好物だったとか・・
さすがに芸術家の食べるものは違います きっと素敵な味や香りがしたことでしょうねえ~
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