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2011.10.09

別れ・・

 それは突然やってきました。

9月30日 冷たい雨の降る日

くりちゃんはいつもどおりに 朝、ご飯を食べて 元気にお散歩にいって・・

 

最近、お腹が出てきたなあー 太りすぎかしら?と 思っていたら

どんどん大きくなってきて 

ちょっと心配で 動物病院へ診てもらいに行ったのが その二日前。

脾臓に腫瘍があることがわかり 直ぐに摘出手術をすることに。

30日、午後8時手術開始。 

自宅で待機していたら 10時に電話がなって 

「直ぐに 来てください!」 とのこと。

 

急いで 駆けつけると すでに くりちゃんは 白い布に包まれて横たわっていました。

あまりに突然のことで 私はたた呆然とするばかり

手術は順調に進んでいましたが  心臓が持たなかったそうです。

 

遺体は次の朝、夫と二人で 実家の庭の隅に埋めて その上に野の花を飾りました。

全てがまるで 夢の中の出来事のようで 現実感もなくすぎてゆきました。

 

13歳と6ヶ月。  人間なら70歳。

両親に代わり 私が世話をするようになって 4年でした。

 

小さな そして無垢な命との別れ

悲しみが 今頃になって波のように押し寄せてきます・・

 

 くりちゃん、

お散歩は 雨の日も風の日も ふたり一緒だから たのしかったよ

枯葉の小道をがさごそ音をたてながら ふたりで駆け抜けることはもう ないんだねー

 

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