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2022.09.19

知里幸恵を偲ぶ会

       

9月18日は知里幸恵没後100年の記念の命日でした

      

       

彼女は特に序が

   銀の雫降る降る周りに 

   金の雫降る降る周りに

 

という名文で知られるアイヌ神謡集の著者で 

僅か19歳という若さで亡くなったアイヌの女性です

     

偲ぶ会の会場はゆかり陶房から車で10分ほどの中学校の校庭

かつて 彼女が暮らしていたアイヌの集落があった場所で

そこには知里幸恵の文学碑が建立されているのです

      

     

幸恵を偲んで 追悼の儀式が粛々と執り行われた後

いくつかのアイヌの踊りが披露されました

木が風に揺れる様やツルの舞など 自然が見事に表現されていました

     

     

私がこのような儀式に参列したのは初めての事

アイヌの人々が知里幸恵をとても誇りに思い、

大切にしていることが良く分かりました

そして

自然と共に生きたアイヌの人々の心に少し触れることが出来た
貴重な経験とな りました

           

      

     

ゆかり陶房 アイヌ文様の作品です

        

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